こんにちは、40代主婦で登録販売者のサトヨと申します。
こちらの記事は、登録販売者の試験につきまして、受験資格・試験項目等、詳しく解説させていただいております。
登録販売者の試験を受験されるか、ご検討中の方のお役に立てれば幸いです。
【登録販売者:基礎知識】登録販売者試験について詳しく解説
登録販売者試験:受験資格
誰でも受験可能です(年齢・性別・学歴・経験問われません)
正規の登録販売者として働くためには実務経験が必要ですが、受験の際には実務経験がなくても受験可となっています。
実務経験がない場合、見習いとして薬剤師や実務経験ある登録販売者のもとで研修を受けます。いきなり、1人でお薬の販売を行うことはありませんので、まずは試験合格を目標に登録販売者としての基本的な知識を身につけていってください。
登録販売者試験:試験日
・8月下旬から12月上旬にかけて実施されます(申込みは約2ヶ月前から)
・都道府県(ブロック)ごとに実施日が異なります
お住まいの都道府県名(市町村名)+登録販売者で検索してみてください。試験実施時期は毎年同じ時期ですので、昨年の実施時期を参考に受験申し込みは忘れずに行ってくださいね。
受験ブロックと受験回数
少なくても毎年一回実施
試験は基本、各都道府県年1回ですが、受験日がかさならない・長距離移動可能でしたら、何回受験しても良いことになっています。(お住まいの都道府県以外のブロックでも受験可能です)
お住まいの都道府県以外で受験をご検討の方は、感染対策のため、他ブロックからの受験を受け付けていない都道府県もありますので、必ず他ブロックでも受験可能なのか、ご確認お願いいたします。
〈ブロック分け〉
- 北海道・東北ブロック
北海道・青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県 - 関東・甲信越ブロック
茨城県・栃木県・群馬県・新潟県・山梨県・長野県 - 首都圏ブロック
東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県 - 北陸・東海ブロック
富山県・石川県・愛知県・岐阜県・三重県・静岡県 - 関西広域連合ブロック
大阪府・兵庫県・滋賀県・和歌山県・徳島県 - 福井ブロック
- 奈良ブロック
- 中国ブロック
鳥取県・島根県・岡山県・広島県・山口県 - 四国ブロック
香川県・愛媛県・高知県 - 九州・沖縄ブロック
福岡県・佐賀県・長崎県・大分県・熊本県・宮崎県・鹿児島県・沖縄県
参考サイト:一般社団法人 日本薬業研修センター
⇧各都道府県の試験日・合格日を確認する
登録販売者試験:試験項目
都道県別で分けられたブロックごとに出題問題が変わりますので、ご自分の都道府県(ブロック)をよく確認されましたら、過去問題を解いて、出題傾向を知りましょう。
1 医薬品に共通する特性と基本的な知識 (20問)
2 人体の働きと医薬品(20問)
3 主な医薬品とその作用(40問)
4 薬事関係法規・制度(20問)
5 医薬品の適正使用・安全対策(20問)
注:試験内容は厚生労働省作成の『試験問題の作成に関する手引き』に準拠して出題されます。
登録販売者試験:実施時間
試験実施時間は合計で240分(4時間)です。必ず休憩があります。
一定時間を過ぎると出来た人から退出することが出来ます。
前半60問出題(120分)→ 休 憩(1時間半程度) → 後半60問出題(120分)
登録販売者:試験方法
マークシート方式
登録販売者:受験申請書(受験申込み方法)
【添付書類とは】
・受験申請書
・受験に関する手数料(収入印証紙や払込書など、各都道府県で支払い方法は違いますので、受けられる場所の指示された支払い方法でご準備ください)
・受験者の写真(申請前6ヶ月以内のもの・サイズは縦7㎝✖️横5㎝)
・受験票(受験申請書についてきます)
書類の記載方法は、説明書に沿ってご記入すれば大丈夫です。
登録販売者:受験料
受験料は、各都道府県によって変わります。おおよそ、12,000円台から18,000円台になります。
登録販売者:合格基準と合格発表
登録販売者:合格基準
- 総出題数は120問あり、各問1点の配点となります。正答率が70%以上(84点以上)であること
- 各試験項目ごとの出題数に対する正答率が35%〜40%であること。
→各ブロックで割合が変わってきます。
以上、2つの条件をクリアして合格です!
登録販売者:合格発表
⚪︎合格発表は、試験実施の約1ヶ月後に発表されます。
試験の問題用紙は持ち帰ることが出来ますので、自己採点することが出来ます。マークシートで解答しながら、問題用紙にも何番を答えとしてマークしたか記載しておくことをお勧めいたします。
登録販売者:試験難易度
⚪︎全国平均の合格率は40%から50% (2,3人に1人合格されています)
登録販売者試験についてのまとめ
何か資格が取りたい!と思って調べてみても、学校に通わなくはいけなかったり、多額の受講料がかかってしまったり、実務経験を問われる資格もある中、難易度もずば抜けて高くなく、需要のある資格であるのが登録販売者ではないかと思います。
お仕事や家事で忙しい中、隙間時間を活用して、資格取得を目指してみませんか!?
寿命が伸びてく中、薬の知識を深め、家族をはじめ、地域の皆さんの健康のお手伝いが出来たら・・。日々記憶力の低下を嘆いていた私ですが、知識を増やせたことで、少し自分に自信が持てました。
無理のない範囲で、よろしければ挑戦してみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。