各章の要点を抜き出してみました。簡単にですが、私の勉強法を付け加えさせていただいたので、ご参考までに読んでいただけると幸いです。
お一人お一人の勉強法を大切に学習を進めてください。
登録販売者試験:第1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識
最初に一通りテキストを読みます。第1章は薬についての基本的なことが書かれていますので、なるほどと思いながら、きっちり覚えようとはせず、流すように読みました。
〔重要な点〕⚪︎プラセボ効果
⚪︎薬害訴訟
⚪︎リスク評価の基準
登録販売者試験:第2章 人体の構造と働き
第二章は身体の構造・働きについて問われます。私は絵が得意の方ではないですが、身体全体の大まかな構造・歯・耳・目を絵にして描いてみました。各臓器がどの様な働きをしているのか分かると、自分の身体がいかに毎日頑張って生きているのかが分かります。(大げさでしょうか笑)
〔重要な点〕⚪︎各臓器の働き
⚪︎消化酵素の種類と働き
⚪︎薬の代謝・排泄・剤形
⚪︎代表的な副作用
登録販売者試験:第3章 主な医薬品とその作用
登録販売者として働くためには、一番重要になってくる章です。とにかく覚えることが多いので勉強するのが辛く感じる方もいらっしゃるかと思いますが、ご自身やご家族、大好きな恋人がお薬を服用したら・・こんな症状が楽になり、起こりうる副作用について意識しながら覚えてみてください。知識があれば、体調の悪い方の力になることが出来ます。もし、ご自宅に市販薬がありましたら、お手元にパッケージ(箱・袋)を置いて、含まれている成分を見ながら学習してみても良いかと思います。
〔重要な点〕⚪︎抗ヒスタミン成分
⚪︎抗コリン成分
⚪︎アドレナリン作動成分
⚪︎抗炎症成分
⚪︎鎮静成分
⚪︎各ビタミンの働き
⚪︎漢方薬
⚪︎生薬成分
登録者販売試験:第4章 薬事関係法規・制度
法規・制度と聞くと難しく感じますが、医療用医薬品・一般用医薬品・医薬部外品等についての定義を覚えます。各定義が分かれば、その違いと注意しなくてはいけないことが分かってきます。 例えば、普段何気に使っている化粧品にも、きちんと定義があり、ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、化粧品は医薬品的な効果効能を表示・標榜することが一切認められていません。暮らしのちょっとした知識にもなりますので、難しく捉えず、一度軽い気持ちでテキストを読んでみてください。
〔重要な点〕⚪︎医薬品の定義
⚪︎医薬品の販売業の許可と販売
登録販売者試験:第5章 医薬品の適正使用・安全対策
ここでは、市販薬のパッケージに同封されている添付文章(薬の飲み方・薬の飲む量などが書かれている用紙)について理解し、副作用等による健康被害を救済する仕組みについて学びます。
ご自分が登録販売者として、お客様に「副作用が出てしまった!」と相談されたと仮定しながら、お客様にどう対応して、ご自分は登録販売者として何が出来るかを学びましょう。
【重要な点】 ⚪︎薬害訴訟
⚪︎安全性情報
⚪︎副作用・感染症報告の期限
まとめ
登録販売者の試験勉強は、とにかく『暗記』です。
覚えることがたくさんありますが、まずは『理解』することが重要だと私は考えました。
身体の働き・成分の働き・どのようにお薬が取り扱われているのか・・基本的なことが理解できれば、あとは成分名を覚えるのみ!です。問題を解いていくうちに、自然に覚えることも出来ますので、暗記しなきゃ!と追い込まず、焦らず学習しましょう。